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滑性エントランスゴムの性能と施工性の確認実験

【はじめに】

集水涵養井戸方式による地下水流動保全対策を行うため、縦井戸ケーシングへ横ボーリング通水連絡管を貫通する工事が計画されている。そこで予定されている滑性エントランスゴムの性能と施工性の確認を行った。その際、滑材エントランスゴムを用いることにより、通水連絡管の外径と貫通穴の隙間を出来るだけ小さくすると共に、充填砂利が井内に流入するのを防ぐことが可能であるため、その性能及び施工性を確認する。

 

【滑性エントランスゴム】

通水管貫通部(500Aのステンレス管)に厚さ(25mm)のエントランスゴムを巻きつけることにより、縦井戸内への充填砂利(φ5~12mm)の流入を防止する。また、エントランスゴムを滑らかに削孔出来るように、ゴム内に滑材を内封しており、推進工事時に滑材が働いて滑性を高めている。

 

【確認実験について】

実験期間:2016 年7 月13 日(水) 13:30 ~ 20:00

実験場所:株式会社ナガオカ 開発センター

実験内容:ボーリングマシン(ケーシング径150A)を用いて縦井戸をモデル化したケーシング試験体(500A)へ貫通させる。

確認事項:ケーシングの間隙・切断面・変形状態及びエントランスゴムの開口状態を確認する。

 

 

【計測と評価】

予備実験

実験名称:滑性エントランスゴムの性能確認と施工性の確認実験

試験体番号:№1試験体(予備実験)

場所:株式会社ナガオカ 開発センター

縦井戸ケーシング寸法:SUS製 500A

横ボーリング外径:SS製 150A

ボーリング機回転数:100回転  

 

実験結果

D1D2t1t2t3t4
171.8mm 171.5mm 0.80mm 1.45mm 1.60mm 0.85mm

 

本実験

実験名称:滑性エントランスゴムの性能確認と施工性の確認実験

試験体番号:№1試験体(予備実験)

場所:株式会社ナガオカ 開発センター

縦井戸ケーシング寸法:SUS製 500A

横ボーリング外径:SS製 150A

ボーリング機回転数:100回転

 

実験結果

D1D2t1t2t3t4
169.3mm 168.5mm 1.00mm 1.60mm 1.50mm 1.60mm

 

【まとめ】

実験結果より、滑性エントランスゴムを使用することによるメリットは、次の2点が挙げられる。 

・エントランスゴム掘削時に、滑材効果により、綺麗に最小径にて削孔が仕上がるため、ケーシングとビットとの隙間が最小寸法で出来る。

・ケーシングとビットの隙間が最小寸法で出来るため、縦井戸への重点砂利の流入を最小限に制御することが可能である。

 

 

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