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Geo-Seal(ジオシール)

米国では、ベンゼンなど揮発性物質が残留する土地に飲食店などの食品関連の建物やショッピングセンター、病院などを建設する場合、コンクリートだけではひび割れから揮発性物質が気散する為、揮発性物質を透過しないシートを敷設することが一般的になっています。

ジオシールは、揮発性物質が床面を通して建物内に侵入することを防ぐサブスラブ(建物の基礎スラブ下のサブスラブ)バリアシステムです。ジオシールは化学薬品耐性のある材質からなり、建物基礎と土壌表面の間に設置し、揮発性物質の侵入経路を遮断し、基礎スラブを気化した有害物質が透過するのを防止します。

  • ・高密度ポリエチレンとアスファルトラテックス(吹き付けて使用)からなり、施工性と化学薬品耐性を併せ持った理想的な統合システムです。
  • ・性能テストを繰り返し、塩素系溶剤、石油系汚染やメタンなどの揮発性物質に対し、極めて効果的な製品です。
  • ・揮発性物質のバリアシステムとしては米国で第1号の特許製品です。
  • ・米国内のさまざまな機関より認証を取得しています。

Geo-Seal敷設写真

ジオシールの構造

Geo-Seal BASE

ベースとなる層(ジオシールベース/高密度ポリエチレン製)は、ジオテキスタイル(道路・埋立地などの補強・排水などに使用されるシート)部分を下に向けて引き延ばして広げ、その上面に直接ジオシールコアを吹き付けます。

Geo-Seal CORE

コア層(ジオシールコア)は60ミル(約1.524mm)の厚さでベース層に吹き付け、通気口の周辺や、ベース層の継ぎ目を密封します。

Geo-Seal BOND

ボンド層(ジオシールボンド)は、商標登録された保護層で、コア層の上面を覆い、コア層を突起物による裂傷からを保護します。

Geo-Seal BASEの繋ぎ目の施工写真

コンクリートでは壁際や杭、配管材がある場合は隙間を設ける必要があり、その隙間から揮発性物質が気散してしまいます。ジオシールは、コア層が吹きつけの為、完璧に覆うことができ有害物質を透過させません。

壁と配管へのGeo-Seal CORE施工写真

ジオシール三層構造システム(2つの化学薬品耐性層+1つ吹き付け式コア層)

2層の化学薬品耐性層

ベース層とボンド層は高密度ポリエチレン製で、表面にジオテキスタイルが接着されています。高密度ポリエチレンは、化学薬品耐性に加えて、高い引張強度と応力に対する耐性があるため、地表面下における優れた信頼性と高い封じ込め効果が知られています。化学薬品耐性をもつ層と物理的に接着されたジオテキスタイルは、ボンド層と基礎スラブの接着とベース層と土壌の摩擦に二つの効果を提供します。

吹付式コア層

コア層は伸縮性のある共重合体の改良型のアスファルト皮膜からなり、ガス成分の透過を防ぎます。この層はスラブ周りの極めて効果的な密閉を実現し、シートの端部を物理的に閉塞させる必要がありません。

化学薬品耐性

2層の化学薬品耐性層は、吹きつけられたコア層と共に、揮発した高濃度の有害物質の建物への侵入を防ぎます。

ジオシールの実績

2015年1月~2016年12月 24か月で約250件の施工実績。
2009年~2017年4月末まで食品関連、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、病院で約350件の施工実績。

ジオシールの施工価格

約1.5万~3.0万円/㎡

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